新学期 成績アップ学習計画

家庭教育の基盤強化

いよいよ新学期!成績アップをめざして 
家庭教育の基盤強化を考えていきましょう。

成績アップには、家庭教育が大切なことは、百も承知ですよね。

でも、、家庭教育って、どうすりゃいいの?

まえに、こんな親御さんがおられましたね。

お子さんの受講する科目や通塾の曜日・時間を決めた後に、

「これで子どもは、家で勉強しなくてもだいじょうぶですよね?

「え、え、え~!ちょっとまってください。お家での勉強はもっと大事なのですけど!」

でも、これが一般的な在りようなのではないでしょうか。

〇 親御さんも仕事を持っているので、勉強をみてあげる時間的ゆとりがない。

〇 低学年のうちはまだしも、高学年になるにつれて、教科も難しくなっていくので、保護者にも教えきれない。

〇 親と子の近さとわがままで、けんかになってしまう。

だから、家庭教育は同時に自立学習、自律学習へとむかわないといけないのですね。

家庭教育は自立学習・自律学習

子と親の教育関係は、環境やバックグランドによって
千差万別ですから、個別に診断しなければならないのですが、家庭教育についての情報はひろく把握しておきたいですよね。

国の家庭教育についての施策はこちらから。

子どもたちの未来をはぐくむ家庭教育(文部科学省)

国の政策では、家庭学習によって社会的に有為な人間形成をはかるという観点から、地域社会、行政、国の教育支援も強化することを意図しています。

地方行政の家庭学習支援プログラムについての有益な情報も提供されています。

都道府県・指定都市のホームページ(家庭教育関連)
​【成績アップにつながる家庭教育】

家庭学習を確立して成績アップを唱えているこのサイトでは、大所高所からの家庭教育論は遠慮して、日常的で具体的な成績アップへのショートカットだけを提案していきたいと思います。

一日の勉強量

【一日の勉強量は?】

 
日本の学童は、一日何時間くらい勉強してるの?

〇 小学生の場合
  平均67分、その内宿題にかける時間は39分
〇 中学生の場合 
  平均90分、その内、宿題64分程度

と言われています。

成績アップをめざすのですから、この平均的な数字をすこしだけ伸ばす計画をたてたいですね。

それに集中力が途切れないような時間配分にしたいので、

   勉強時間40分+休憩10分を1セットとして

   小学生  2セット
   中学生  3セット

というプログラムを提案します。

集中力を高める


【集中力を高める】

子どもの集中力は、年齢や個人差によって異なりますが、一般的には3歳児で20分から30分、5歳児で40分から50分程度と言われています。

しかし、集中力は環境や工夫によって伸ばすことができます。

集中力を途切れさせるようなる異物を排除する。

たとえばスマホとか、テレビ、ゲーム。その他の遊び道具。また、室温や照明、換気なども勉強に集中できるように、快適にしてあげることすることも大切ですね。

でも、本当に集中しているときには、まわりのことなぞ意識に無いですよね。

逆の言いかたをすれば、どんな環境にあっても、ことがらに集中できるようなメンタリティーの強化が必要のような気がします。

放課後の時間再点検


【放課後の時間再点検】

一方、放課後に 勉強以外にテレビやDVDを見る時間は、小学校高学年で平均95〜100分、テレビゲームや携帯ゲーム機で遊ぶ時間は40分程度となっています。

一日平均2時間20分前後を、テレビやゲームに費やしていることになります。 

携帯電話やスマートフォンを使う時間がぐっと増加しているのも、最近の傾向。

小学校6年生では、この5年間で平均5分から12分に増え、中学3年生になると50分以上、高校1年生は2時間近くしようしているというデータがあります。

反対に外で遊んだりスポーツをしたりする時間は約40分で、以前より減少傾向にあります。

ここで、試みに海外の児童は、放課後の時間をどのように使っているか、見てみましょう。

アメリカの場合、放課後は Afterschool Programs(放課後プログラム)というのが行われていて、2~4時間当てられているそうです。

フランスの場合でも、
des programmes périscolaires(課外活動)に、2~4時間が当たられているそうです。

いずれも、勉強と宿題、スポーツや芸術活動を含むとされていて、宿題も含めて一定のテーマで調査や実践、レポートのとりまとめなど、かなりクリエーティブな要素が含まれています。

日本の学科目の復習予習といった理解定着を目的とした学習とは、すこし異なる理念に基づいているように思います。

要は、生徒がどれほど主体的に取り組めるか、どれほど好奇心を発揮して集中できるか、に関わるのでしょう

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