『学習ノート』の罠

未分類

学習ノートの前に教科書!

バトミントン部に所属する高校2年生のSくん

毎日『学習ノート』をこなすのに精一杯。

『学習ノート』ってご存じでしょうか。

学校で教科書といっしょに配られる教科書学習ノートです。

教科書会社が採用校に提供している自習用教材で、一般には手に入りません。

英語でいえば、教科書の単元ごとに。単語の意味を調べさせ、主要部分について訳読を記入させ、設問に答えさせる。かなり至れ尽くせりの副教材です。

中学・高校では、主要5教科について、教科書と この教科書学習ノートを持たせ、

ときに学習ノートを提出させて、自習度を点検したりしています。

ここで問題が生じます。

パドミントンに命を懸けているSくんは、練習で体力を消耗し、くたびれはてているので、勉強には最大限の省力化をはかろうとします。

「学習ノート」だけやってればよいのであれば、教科書は読まない。

さらに「学習ノート」の設問の答えは、プリントで配られるから、
プリントの答えを写して提出すればよいので、
「学習ノート」も読まない。教科書も読まない。
まして辞書も引かない。調べない。調べるとしても、スマホだけ。
だから辞書なんかひいたりすると、とんでもない時間がかかる。

「学習ノート」自体にも問題があります。

至れ尽くせりは良いとして、これで生徒の問題発見能力は育つのですか?

勉強とは 分厚い辞書引きながら、自分で解答を引き出すこと。ところが、「学習ノート」のように、すべての問いと答えが用意されていて、問題解決能力は身につけられるのですか。

国語などにいたっては、「学習ノート」に示された解答は、いくつかある解のなかのひとつにすぎないのに、ちょっとでも違うと誤答にされてしまう。これで 自己表現能力は図られるのですか。

中間・期末テストも、「学習ノート」から出題されるので、生徒は対策として、「学習ノート」しかやらない。

まさか テスト問題も、教科書会社提供の「出来合」だったりしないでしょうね。

Sくんは、体育系の大学か、健康科学系の学部進学を考えているようなので、 ここで自学自習の根本を立て直して、自分自身の「学び」を構築していってほしいな、と思っています。

自立学習には『すらら』を活用したいと思います。

「すらら」のテスト機能

本番力を身に付ける!3つのテスト機能

「すらら」のテスト機能がよくできていますね。

学力診断テスト機能

いま自分はどのあたりにいるの?

スタートポイントは どこにおけばいい?

一単元終わったら、自分の理解度・到達度を測りたい。

「すらら」には 用途に応じて使い分ける3つのテスト機能がととのっていますね。

学力診断テスト

学力診断テスト実施直後に結果を診断し、

専用の個別カリキュラムを組み上げます。

日々の理解度確認・到達度確認に診断テストを積み重ね、
テスト前の見直しに活用、成績アップ、絶対合格の確度を上げます。

学力診断テスト機能

学年ごと、学期ごとに、「できなかった部分を補充する」穴埋め学習の工程を示すのが「重点学習カリキュラム」

小学4年生から高校3年までの範囲をカバーするカリキュラムとなっているので、弱点解消ができて、本当の実力が身についていきますね。

定期テスト機能

学校の教科書とテスト範囲を指定すると、自動で問題が取り出せる機能です。定期テスト対策としてたいへん役立ちます。

テスト終了後には、苦手単元を診断してくれるので、補充学習をしておきましょう。

成績アップには大切な事後処理です。

日常的には、今日の学習範囲の理解度や到達度を小テストで確認することができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました