「すらら」の特許「途中式判定機能」

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Tくんのお母さんからの要望

Tくんのお母さんからの要望

Tくんには、中学お受験を考えています。
それにしては算数が苦手で、なんとかしていただけませんか。

Tくん なかなか活発で元気いっぱいの小学5年生。

それでは、国語から と 読ませてみると、
声にも張りと自信がみなぎっていて、なかなかしっかりしている。

5,6分読み続けていると、あれっと思うことがあった。

すでに読み終わったところを、また読んでいる。
読んでいる内に、意識が飛んで、数行前に戻ってしまったらしい。

読みの早さも正確さも申し分ないのだけれど、意識はそこにはなかったりするようだ。

これは 普段から相当強制的に読まされているな。
頭の中では遊びのことでいっぱいなのかも知れない。

はい、こんどは算数! いってみよう。

計算問題をまとめて1ページ分。

アッテ間にこれもやりおえて、採点してみてね!

といって 出てきた結果は60点。

解答だけしか書いてないから、正誤しかわからない。

途中式はどうしたの?と きくと全部暗算だという。

問題はこれだな、と納得。

面倒くさいことはやりたくない。さっさと終えたい。だから途中式も書かない。

だから これまで 間違えたらそのまんま放置、
どこを間違えたか点検もしない 復習もしないで きてしまったのでしょう。

数学で、計算問題を解くとき、途中式をしっかり書くことは、とても大切なことです。

途中式だからといって、ノートのすみっこで、小さな字で乱雑にやるのも失敗のもとです。

汚くて読めないから 解答を転記するときにまちがえることがあります。

途中の間違いも訂正しにくい。 

場所をしっかり定めて、大きな字でしっかり書きましょう。

すべては、時短省エネで簡単第1というのは止めましょう。

しっかり落ち着いて、最後までじっくり取り組む。急がば回れ!がとても大切です。

ところで、省エネのTくん、やはりすごいところがありましたね。
中学に進んで、『源氏物語』をすらすらと読んで見せました。
どんなことがかいてあるか、だいたい解るという。
音読するときの声で、理解度が測れますね。音読も大切です。

「すらら」の特許「途中式判定機能」

 すららネットは、「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の算数・数学のドリル学習で、タブレットなどの手書き式に対応する「途中式判定機能」を

2022年5月23日から実装することを発表しました。

途中式を画面上に入力できるメモ機能と、
途中式の正誤および具体的な誤りの内容を
自動的にフィードバックする判定機能をそなえています。

判定のためのアルゴリズムは特許出願中(特願2022-070545)。  

途中式判定機能は、「手書き」モードを「ON」にした状態で使用します。
マウスや端末のトラックパッドを利用して書くことも可能ですが、
タブレット等のタッチパネル型の端末上では手書き解答する必要がります。
この機能の実装で、これまで以上に児童・生徒の自立学習が進むものと
期待されます。

上に紹介したTくんの場合などには、この「途中式判定機能」の最大限の利用が期待されますね。

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